story
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introduction
第14話
「渋谷黙示録連続殺人事件【前編】」
「血の実習事件」の黒幕であるM家の現当主マイロ・モリアーティは、さらなる絶望をロンに与えるため、日本へ送り込んだウィンターに指令を下す。そして、渋谷で殺人事件が発生。現場に駆けつけたロンとトトがそこで見たのは、ユニコーンのオブジェに貫かれた男性の死体だった。
第15話
「渋谷黙示録連続殺人事件【中編】」
スクランブル交差点で、第2の殺人が発生する。被害者の仲間らしき男・ほくろによると、彼らは全員ハッカーで、マリィ伊藤と名乗る者から犯罪計画の指示を受けていた。マリィ伊藤は暗号資産盗難事件で奪った金をほくろに要求し、ロンたちはその取引場所で犯人を確保しようとする。
世界最高峰の探偵養成学校BLUEで
天才と呼ばれながら、
ある致命的な“欠陥”を抱え、
探偵の資格を剥奪された鴨乃橋ロン。
不遇の歳月を過ごした彼の運命は、
警視庁捜査一課の一色都々丸
――通称「トト」との
出会いによって大きく変わる。
謎を解くロンと、捜査に動くトト。
難事件を次々と解決する二人は、
次第に名コンビとなっていく。
そんなロンの行動に目を
光らせるBLUEの内部には、
彼の理解者もいた。
その一人である校長のエメリッヒは、
ロンを追放するきっかけとなった
「血の実習事件」が
何者かに仕組まれたものだと語る。
裏にいたのは、数多くの未解決事件に関わる
「史上最悪の犯罪一族」――M家だった。
当主の名は、マイロ・モリアーティ。
彼はロンにさらなる絶望を与えるため、
妹のウィンターを日本に送り込む。
ロンとマイロ、
両者の間にある因縁とは……!?